無駄に几帳面な行動記録

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無駄に几帳面な男の、朝の出勤電車で座るための大作戦 その②

 

過去の記事で朝の出勤電車で座るための大作戦を披露した。

 

yoshiokaikkei.hatenablog.com

 

 

一昨日、いつものように電車の扉が開いて、車両に入った瞬間、1秒で座席を見渡したのだが(この瞬時の状況判断ってスポーツに生かせないかな。)いつもの常連客がいない。 まあ、これは時々あることなので、電車が来る前に予習していたリストを思い出し、準レギュラーの人々を探したがいない。ちきしょー!

 

そうなると、近くの駅で降りそうな人を予想して、その人の前に立たないと、延々と立ちっぱなしになってしまう。それは避けねばならない。避けねばならないのだ。

 

次の駅になると乗ってくる人が増えるので、それまでに判断しないと。僕の付近にいたターゲットは3人。OLっぽい2人と男子学生1人だ。まず、経験上可能性が高いのは起きている人だ。朝の通勤時間だと長い時間座っている人は寝ている人が多いので。ただ、今回はターゲット全員が起きていた。むむむ。

 次に目を付けたのが、OL。これも経験上、座っているOLは、僕が乗る駅の数駅先の、人が多く降りる駅で降りる場合が多い。ただ、残りの男子学生も気になる。学生もまたその駅で降りることが多いのだ。ただ、学生風の服を着ているがサラリーマンにも見えるんだよな。 久々に悩む。決め手に欠ける。 次の駅も近づいてきたので、「ええいままよ!」と男子学生の前に立った。 そしたら、彼が途中で首を動かして窓の外を見るではないか!! これは、いい傾向。 座っている状態で首を動かして、窓の外を見るのは、自分の駅が近づいて来ていることの再確認ってケースが多いのだ。

 

そして運命の駅。

 

 

 

 

男子学生は座ったままで、OL2人が降りていったよ!!!!!

 

 

完全な敗北。しかもその日は僕が降りる前の駅まで座ることができなかった。 

 

126勝3敗 97.7%  → 126勝4敗 96.9%  

 

0.8%も下がってしまった。

最近連勝記録が続いていたのになあ。スーパーにわかファンとしてラグビーで例えてみると、イングランドに敗れワールドカップ3連覇を逃してしまったニュージーランドの選手のような気持ち。マーイ。

 

 まあ、こんな日もあるわな。気持ちを切り替え、最終的に今年は97.5%で終われるようよう闘って行こう。そう!これは闘いなのである。朝の、孤独で(表面上闘っているのがわからない)フェアプレーに乗っ取った(扉が開いても走って乗りこまない)闘い。なんか一種のスポーツだな。オリンピックの種目になるといいのに。

 

                            𠮷岡一蛍

 

 

 

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