無駄に几帳面な行動記録

他、心にうつりゆく  よしなしごとを  そこはかとなく

無駄に几帳面な男とカクテル

自伝を書くとしたら、1章は必ず酒について書くであろう、酒大好きな僕である。酒は、飲む店の種類によって変える感じで、居酒屋であれば生中→サワー→焼酎、イタリアン・フレンチであれば通しでワイン、バーであれば通しでカクテル(日本酒も好きなのだが相性が悪く、2合飲むと泥酔確定なので外では危なくて飲めない)。まあ取り立てて書く程珍しい飲み方でもなかったですね。マーイ。

 で、今回はカクテルについて書きます。カクテルはバー以外の店のカクテルで、これは旨い!ってものに出会ったことがほぼなく、バーに行く機会は年に1回あるかないのでバーに行く時はルンルン気分なんですよ(死語)。飲むカクテルは、昔は色々試していたのだけど、ジンが好きってのがわかったので最初から最後までジンのカクテルにしている。一杯目は儀式のように必ずジントニック

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 ジントニックの次は、マティーニとか、ギムレットレイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「長いお別れ」でのフィリップ・マーロウの有名な台詞 ”ギムレットには早すぎる” が有名。かっこいいよねぇ。夕ぐれにオーセンティックなバーに入って、ギムレットを頼んだ後、遠い目でつぶやいてみたい。バーテンダー苦笑するかな。)とか、レッドライオンとか、ファイン・アンド・ダンディーとか(僕の人生No1のバー「バー・バーンズ@名古屋」でバーテンダーにジンのカクテルを3杯飲んだ後、「この流れでオススメのジンベースのカクテルを」って頼んだらでてきたもの。これまた人生ベストカクテルの上位に入る旨さ。)を飲んでいく。

 そういう飲み方をしていく内に気づいたのは、ポピュラーでないカクテルを頼むと、「少々お待ち下さい(奥に戻り調べてくる)」となるバーがそこそこあるということ。レッドライオンを頼んだら、レッドアイが出てきたことも二度ほどある。ズコッー。

 そんな時は、無駄に几帳面が役に立ちますよ、奥さん!ポピュラーでないカクテルを頼む時は、作っておいたこれを見せるのです。(レシピと作り方は、カクテルの本から写したので公開するのはまずいかな~と思い削除しといた。)

 

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こんなリスト見せてる客、見たことないから、ちょっと変人ぽいかなと思い最初はドキドキしたんだけど、バーテンダー数人に聞いてみたところ、社交辞令じゃなく、むしろ助かりますって答えの方が多かったので、定期的に使ってます。ただ、先ほど書いた人生No1のバー・バーンズは、入ってすぐ、カクテルはもちろん雰囲気から接客まで相当レベルが高いことがわかったので、撃沈率が高いカクテル、レッドライオンを試しに頼んでみたら即答で

「かしこまりました。久々にご注文いただいたので、作るのが楽しみです。」

なんて、素敵な言葉が!

 あ~なんか書いてたらまたバーに行くたくなってきた。それでは皆さんも、自分の好きなカクテルリストを作って、GO TO BAR