早速後編スタート。
【できれば望ましい】
●温泉宿の近くに観光スポットがあること
会員になれば14時にチェックインにできる宿もあるので、電車で移動して最寄り駅付近で昼食してそのままホテルってのでもいいのだけど、せっかくだからチェックイン前に3~4時間は遊んでから行きたいってのが我が家の趣向。となるとそれ位で回れる観光スポットがあるといいんだよね。そういう意味で伊豆高原は、伊豆ぐらんぱる公園・大室山・城ケ崎海岸・ねこの博物館など我が家好みのスポットが多いのでお気に入り。
そういえば、旅行先は伊豆半島が多い我が家としては、特急踊り子の始発が横浜発9:03なのが不満。もっと早く伊豆に着きたいんだけどそういうニーズって我が家しかないのかな~。
●海温泉
これは、アンケート取ったら海温泉と山温泉どっちが好きな人多いのか気になる。我が家は移動中の電車から海が見えてきて、宿に着いて部屋や露天風呂からも海が見え、料理も地元の刺身(伊豆だと金目鯛!)って方が、アゲアゲになるので断然海派。とはいえ、山中の草津温泉も最高だったから「できれば望ましい」。
●宿のスタッフが部屋に入って来ない
これはここ最近僕の好みが変わった。客室までの案内までは嬉しいんだけど、その後、部屋に入っての挨拶~お茶とお菓子を出してくれる、食事の提供・配膳、布団の準備・片付けがなんかそわそわしちゃうんです。初対面の旅館の人の前で、バカな話で盛り上がるのも恥ずかしいし。人見知りは全くしないので、というか飲食店で率先して店員さんに話しかけてしまう位なので(もちろんタイミングは考えてます)、人と話すこと自体は好きなんだけど、宿の部屋の中となるとなんかいいかな~って感じ。まあ、それ以上に、朝ご飯の前に速攻布団が撤収されてしまうのが一番嫌なんだけど(笑)。朝ごはんの後、チェックアウトまで温泉に入る → 布団でだらだらすることが温泉宿ならではの過ごし方で小確幸(By村上春樹)だからさ~。とはいえ高級旅館だとこのタイプが多く、絶対嫌なわけではないので「できれば望ましい」。
【あったらなお良い】
●部屋以外で楽しめるところがある
例えば、亀の井ホテル伊豆高原の水盤テラスとか、伊豆今井浜東急ホテルの目の前にある今井浜海岸&海を見ながら食事ができるレストランのテラス席とか、広いお土産売り場とか。温泉と部屋の往復だけでも十分だけど、こういうのがあるとなお素晴らしい。
●調度品・生け花
これは高級旅館に多い。床の間とかロビーとか各階のエレベーターから降りたところとか、ちょっとした美術館気分を味わえる。日頃そういうことには全く興味が無い僕も目を奪われちゃうのです。
以上。このブログは「だから何?」って思われてしまいそうなネタが多いけど、今回はなおさら「おめーの宿を基準なんて興味ないわ!しかも前後編かよ!」って声がインターネットを通じてビリビリ感じるかも。許してちょんまげ(オヤジギャグ)。しかし、前後編にわたりこんなに温泉宿について書いていたら、行きたい度が加速してしまった。高級旅館積み立てが終わるまで、無駄に几帳面に作った過去の旅のしおりでも見て妄想力を育むことにしよう。
吉岡 一蛍