無駄に几帳面な行動記録

他、心にうつりゆく  よしなしごとを  そこはかとなく

新宿飲み 2024 黄鴬見睨 後編

yoshiokaikkei.hatenablog.com↑  を書いていたら予想以上に長くなり、前編後編に分けることにした。後編も続けて書き、下書き保存し前編を公開。そしたら数時間後にブチャラティ君から「後編、店に到着する前に記事終わってるけどこれでええんか?(笑)」とLINEが。確認したら後編が2つ存在し未完成版は公開、ほぼ完全版は下書き保存という謎の状況に。ミス公開の後編は速攻削除。そういえば保存でミスしたような気がしたけどこんなことになっていたとは。。。ブチャラティ君以外に2/17に読んでくれた方も、「??」となったはず。ごめんなさいでした。

 さて本当の後編へ。飲み当日から。

集合前にパン好きの僕は、ググって見つけたジュウニブンベーカリー新宿店@京王百貨店でパンを購入(翌朝食ったが旨旨!)し、集合場所の「思い出横丁周辺」。今思えば無駄に几帳面な人間とは思えないふわっとした適当な決め方だな。いや、駅から第一候補の店に行く途中にあるし、ブチャラティ君も新宿はよく利用しているから、有名スポットの思い出横丁周辺ってしとけば「今着いたわ。ココイチの前にいる」「了解」みたいなLINEのやり取りでいいかと思ったのよね。そしたら先に着いたブチャラティ君がどこにいればいいかわからず店の前に移動するという事態に。(そこは無駄に几帳面に Googlemapで検索した思い出横丁~店の徒歩ルートをLINEで教えておいた)

 兎にも角にも1店目「 燗アガリ へ。

kan-agari.jp居酒屋探訪家 太田和彦さんの番組で紹介されていて非常に気になっていたのだ。カウンターに案内されたのだが、炉端・お燗・釜飯が目近で見れ一目で気に入る。古民家風の内装も素敵。ここがメガシティであることを忘れてしまう。

 目の前で焼かれた巨大どんこも、たまねぎも、メバルの煮つけも美味しかったけど、一番感動したのは炊き立てのご飯。人生ベスト級で、涙ちょちょぎれながら食べた。美味しんぼだったら「こ、これは・・・!」とか海原雄山が目をぎょっとさせ言いそうな味。ご飯のおともとしてちりめん山椒を注文したけど邪魔に感じてしまう程。ご飯とともに提供された帆立出汁?が入った塩を少しパラっとかけて食べるのが一番だった。それすらもかけずに食べるだけでも十分旨かったけど。

 無駄に几帳面なお約束で、アプリ高速メモで書いておいた「今日のネタ」を時折見つつネタ振りし(久々に会う場合、話忘れを無くしたい)、飲み過ぎ防止のため酒を飲んだ数をカウントしつつ、酒と肴に舌鼓を打つ。2時間制で泣く泣く店を出た、後ろ髪ひかれ隊な我らは2次会の店をどうするか話す。するとブチャラティ君から

「腹も一杯だし、酒もそんなに飲まなくていいので、だべれればいいって感じ。近くにあったバーミアンとかどう?」

と異次元レベルの提案が来て頭をフル回転。「バーミアンは確かに最近チョイ飲み需要喚起で酒もツマミも増えているが、ファミレスで久々の仲間と飲むってのは、居酒屋・BARの雰囲気で飲むのも楽しい俺にはちょっとな~。ブチャラティ君が飲み食いしなくても俺が多めに払うから俺案の店で押すか。でも、飲み食いしないのにわざわざ酒・料理が充実している店に行くのが嫌かもしれんし悪いか。。なんか折衷案は無いものか・・・。はっ!!!」

ここまで0.5秒。ChatGPTにも負けないね。思いついたのは英国風パブチェーンのHUB。新宿なら間違いなくあるだろうし、ブチャラティ君がソフトドリンク飲みたいと思ったらソフトドリンクもそれなりにあった気がするし。値段もリーズナブルだし。と思い提案したらOK。それにしても呑兵衛とそうでない人が飲んだ時、全世界で同じようなことが行われているのだろうか?希望が真逆なだけに着地点を見つけるのは難しいよね。

 でHUBはどこにあるんかな~と思っていたら、ブチャラティ君がスマホに「ヘイ!Siri 近くにHUBある?」と話しかけた。スマホは最低限しか使わんからこんな光景見ると、昭和初期の人が初めてTVを見た時と同じようにビックリするわ。ズッコケ。

 無事、数100m先にあり18時過ぎという早い時間だったのでハッピーアワーのオマケ付き。2次会は、ゼルダの伝説 ブレスオブ ザ ワイルドがいかに面白いか?と、ストリートファイター新作の話がなぜウケたのか?というゲームネタ。もっと飲み続けたかったのだが、ちょっとしたアクシデント発生で早めにお開き。

 今回は珍しく無駄に几帳面がうまく機能しない飲み会だった。機能しなくても飲み会は楽しいし飲む仲間にとっては、僕が無駄に几帳面だろうがなかろうが全く関係ないのだが。次はロック仲間と春だ一番野毛はしご酒が決定。さてどの店で飲もうかな。

                                  吉岡 一蛍