若者は存在すら知らないだろうが、昔はMD(ミニディスク)というものがあったのだよ。コレ↓
CDをMDにダビングして聴くわけなのだが、何しろ小さいから(約7×7cm)MDオーディオプレイヤーで外で聴く時にかさばらない。そして、僕のようにロックにどっぷり浸かってしまった人は、欲しいCDを全部買っていたら生活できなくなるので、レンタル屋でバンバンCDを借りて、バンバンMDにダビングしまくっていたのだ。
そしたら別のブログでも掲載したことあるけどこんな量になってしまった。
おっと、これで1,000枚!!!
MDの特徴は文字情報を入力できることなのだが、無駄に几帳面な男としてはコツコツとアルバムのタイトルと曲を入力していた。そのためにCDMDコンポの別売りで、キーボードみたいなものが販売されていたので購入、入力→送信→MDに登録していたような気がする。って20年位前の話なので、記憶がごちゃごちゃでちょっと違うかもしれないけど。でも、これは流石に無駄に几帳面な男としても重労働なので1年も持たなかった気がする。外出中に今流れてる曲がどんなタイトルか?なんて重要じゃないし。
あとMDのいいところは、CDで自分の好きな曲だけ選んでMDにダビングできちゃうこと。まあ今じゃサクっとできるわけだが、MDでこれをやると一曲一曲ダビング処理する必要があるから、結構手間。技術の進化ってスバラシイですね。当時はこういう芸当ができるはカセットテープとMDしかなかったので(たぶん)、活用しまくりだった。
こんな感じで~す。
「VOL●●」ってタイトルのは、CDシングルだと曲数が少なくMDにダビングした時に、録音残り時間がもったいないから、いろんなバンドを買ったりレンタルする順にダビングしていたのでこういうタイトルのMDを作っていたのだ。そうそう、MDの録音時間は、60分か74分か80分。僕が今使ってるデジタルオーディオプレイヤーは容量14Gと少な目だけど、それでも60分のMDが280枚入ることなるからな。技術の進化ってスバラシイですね。MD時代なんて通学通勤時間が長いのでMD一枚じゃ足りず毎朝持ってくMDを数枚選んでた(遠い目)。
「●●●● BEST SONG」というのは、𠮷岡一蛍がその年を振り返り、ベストソング厳選してMDにダビングするという無駄に几帳面な男の真骨頂企画!!! これは8年続いたが2010年からが見当たらない。はて?と思い、膨大なエクセルリストの中で「生活品/服購入記録」(笑)を見てみたら、2010年10月16日にデジタルオーディオプレイヤーを買っていたことが判明! MD卒業と同時にやめちゃったんだ(遠い目」)。
いやいや、まさかブログでMDについて振りかえることになるなんて予想だにしませんでしたが、書いてて非常に面白かった。この記事が誰にも読まれなかったとしても僕は満足であります。 それではまた。
𠮷岡一蛍